2011年6月8日水曜日

[冷え性トリビア] 冷え性は夏に治す〜中医的足裏日光浴のすすめ

ツイッターでつぶやいたら反響が大きかった
「冷え性は夏に治す〜足裏に20分くらい太陽を当てて陽気を蓄えましょう」というお話のまとめ。

「陰病は春夏に治す。陽病は秋冬に治す」
これは中国で古くから伝わる養生法のひとつです。

中国の老師曰く、
「陰の病気は寒くなってから治療するのではなく、ほぐれやすい陽の季節から治療をするべし。太陽が一番強い時から少し遅れて、熱さが来る様に、寒くなる前に芯の寒を追い出し、体に陽気を蓄えるべし」

固く凍り付いた根雪を真冬に溶かすのは大変。
でも春になって氷が緩んできたときならば簡単に溶かすことができる。
夏にしっかり陽気を蓄えれば、冬の寒邪から身を守ることができる。
ということですね。

西洋医学的には
昼間の太陽を浴びる→セロトニン分泌が活性化する→自律神経システムが正常化する→血液循環がよくなる
って説明ができるかな?