2011年5月21日土曜日

”炊きボラ”はfacebookで集まったボランティアグループ

なんだか、ボランティアネタが多くなってしまいますが、
”伝えること”もひとつの行動だと思うので、
できるだけ書いていきます。


私のボランティア活動第2弾は”炊きボラ”。
内容はこちらで見てください。
http://www.facebook.com/TeamTAKIVolunteer?sk=info
被災者第一で炊き出しとボランティアを行います。難しい主張はなし。
出来る限り現地に泊まり、可能な限り食材購入も現地で、経済活動、ボランティア、炊き出し、
その後の情報拡散や後方支援、何よりも被災者の側にたっての応援、支援をめざしています。







メンバーはFacebookでつながったり、あれこれ検索してたどりついたという人など様々。年齢も20代後半から50代までと幅広いです。


参加の流れは
FBで次の活動の告知がでる
  ↓
参加申し込みをする
参加方法・スケジュールなどをメールで確認
  ↓
出発時間に集合場所に行く


シンプルに言えばこれだけ。


私は主宰の品川kazさんと面識はあったのですが、
その他の情報はほとんどありませんでした。


FBのやりとりを見ても、前回の活動の様子が
楽しそうに語られていて、
「お仲間の中に突然部外者が入る」的な感じだったら
ちょっとイヤだな〜と思っていたら、さにあらず。
初参加の人も多かったし、
なにより ”誰” とか ”どんな人” とかはどうでもよくて
極端なことをいえば ”名前がわからないけどみんな仲間”
と感じられる不思議なグループ、というか活動。


大人になってからでもこんな風に仲間ができるんだってことに、



ちょい感動しました。
ということで、







みなさん、これからもヨロシク。
    &
新しいお仲間さんに会えるのも楽しみにしています(●´ε`●) 



2011年5月19日木曜日

捻挫の急性期でも治療はできます

今日はお母さんとデート。
遅刻しないように急がねば〜〜と思っていたら、母からの電話。

「ごめ〜ん、今日行けなくなっちゃった〜」
「いいけど、どうしたの?」
「駅前の道を渡ろうとしたら、膝の裏がパキッていって、歩けなくなった〜」

痛みでまるっきり足がつけず、どうにか道を渡りきったものの、
そのまま一歩も歩けないという。(´Д` )!!!!(°□°;)(´Д` )

ダッシュで実家の駅に向かいつつ、
iPhoneで祭日でもやっている整形外科をチェック。
電話をして車椅子を借りる段取りを組む。

レントゲンでは骨には異常なし。
アイシングをして湿布をし、包帯で固定して松葉杖で帰宅。

これは痛みが長引いて、外に出なくなり、筋力が落ちたりするパターン…
やばい!これは全力で治さないと!!
お母さんのためにも、私のためにも!!!

ということで、当日から全力治療。
内容は続編で。

4月28日 宮城県七ヶ浜避難所に行ってきました その5


さて、また話を戻します。
現地に仕切りで「いいね!」だったのが、食事の提供の仕方。

あらかじめ20~30人なかずつ順番と時間を割り振り、
基本的に並ばないで提供されるようになっていました。
テレビで炊き出しの行列を見るたびに、
大変そうだなぁと思っていたので、これナイスです。

食事のあとは、アクロバットピザの世界チャンピオン・レッドとペッペによるピザショー。写真は練習する二人。


15時にはすべてが終了・撤収。また7時間かけて東京に戻ります。


最後に、帰路、車窓をながめながら、ペッペがつぶやいた
印象的な一言を。
「デモ、ニホンジン、スゲェ。ナオスノ、ハエェ」

以上です

4月28日 宮城県七ヶ浜避難所に行ってきました。番外編写真なし


よく「東北の人は我慢強い」って言われますが、
今回思ったのは、東北の人は気位が高いのかもしれない、ってこと


今回は報告ではなく、私見なのでずら〜〜っと書きます。
私は父方の田舎が青森なんだけど、海や山の恵みがあって田畑を耕せば作物が成るって、本当に豊かなことなんだよね。子供の頃から遊びに行くたびに、美味しいものを沢山食べさせてくれて、山ほどのお土産をもたせてくれて、それなのに、ほんのちょっとしたお土産やプレゼントにすっごく恐縮するの。身内だからってだけじゃなく、私が子供のころ、バックパッカーみたいな若者を、しばらく納屋に(笑)住ませて、ごはんを食べさせて、なんだか路銀みたいなものをあげたりもしていた記憶もある。小さい頃から毎年お年玉をくれていた叔母。若い頃に大恋愛して結局ずっと独身で一人暮らし。ここ数年は体が弱くなっているらしく、全然会っていない。車で迎えに行くから遊びに来ない?といっても「迷惑かけるから」の一点張り。迷惑じゃないよ、おばちゃんに会いたいんだよ。ホントは迷惑だってかけて欲しいんだよ。といっても聞いてくれない。頑固というか、気位が高いというか、でもそれは彼女の芯みたいなものだから、それ以上は言えない。


だいたいがみんな
「やってあげることは厭わないのに、やってもらうことは苦手」
といった印象。


あ〜〜、東北に大阪のおばちゃんを送り込みたい。
「あんた、これもあれも言わなぁ、あかんよ」
「黙ってたら損するで、もらえるもんはもらっとき」
「菅さん、アンタどないしてくれるん、どないしてくれるん!」
みたいな、ねヾ(・ω・`;)ノ

4月28日 宮城県七ヶ浜避難所に行ってきました。その4


28日は平日だったので、子供達は学校。
午前中は年配の方だけが残っているようです。
建物の外に出したイスに座り、遠巻きに私たちを見ています。




声をかけていいものか迷っていたところ、
ひとりのおばあちゃんがトコトコと近づいてきてくれました。

「こんにちは!」
「こんにちは。どこから来たの?」
「東京です。今日のお昼はおいしいピザを食べてくださいね」
「ああ、娘や孫がよろこぶねぇ」
「この辺はピザ屋さんってあるんですか?」
「塩釜辺りまで行くとあるんだけど、この辺にはないねぇ」
「今日は世界チャンピオンが焼く、世界一のピザなんですよ!」
「そりゃ楽しみだ」

とってもかわいいおばあちゃん。
でも、できるのは、今日のたった一食を食べてもらうことだけ。


ここならもう宅配便も届くだろう…
「いま、いちばん困っていることは何ですか?
なにか必要なものはありませんか?」

これ、口に出すのは怖い質問です。
困ってることも必要なものもありすぎて、
「言ったらアンタがどうにかしてくれるの?」と言われたら、
どうにもできないものがほとんどなんだから…。
それでも、聞かずにはいられなかった

でもね、その答えがね……

「な〜んにもないよ〜。とおくからアリガトね〜」って

その場では「そう?大丈夫?」って普通に話を続けてたけど、
その後、このときの言葉を思い出すだけで泣いちゃうんだ……。
泣いてる、なう。
いま、これを書いている渋谷の喫茶店なのに^^;


でも考えてみれば、東北の人が初対面の人に
世話になるようなことをいうわけないんだよね。


(番外編に続きます)