2013年7月16日火曜日

熱中症対策 汗・血液量増加・薬膳


今夜はひさびさにひんやりした夜の風。酷暑もとりあえず一段落?
先週はテレビの熱中症の解説で「体がまだ暑さに慣れていない」
というフレーズをよく聞きました。これは

「体温を下げる機能がまだ活発になっていない」
つまり
「すばやく十分に汗をかけない」「汗の質が悪い」
ということ。

今週は少し暑さも弱まりそうなので

①クーラーを控えて汗をかく
②積極的に動いて汗をかく
③しっかりお風呂に入って汗をかく

など、とにかくたっぷり汗をかく機会を作りましょう。
今後の熱中症、夏バテの防止になります。

熱中症対策で最近ちょっと注目されているのは
ちょいきつめの運動の直後に牛乳を飲み、血液量を増やす」というもの。
1週間ほどで血液量が(一時的ではなく)増加し、
さらに汗のかきやすさ、皮膚血管の開きやすさもアップするとのこと。

薬膳でも牛乳は「補陰類」に分類され、
体内の水分を増やす働き(生津作用)があるとされています。
同じく卵や白キクラゲ、「補血類」のライチやイカ、タコあたりも、
抗熱中症、抗夏バテによい食材です。

その他「清熱類」に分類される、セロリ、ニガウリ、キュウリなどの夏野菜、
スイカやマンゴー、緑豆や豆腐などもおすすめです。