2011年2月24日木曜日

たけしの「リンパマッサージで免疫アップ」にちょい疑問

『たけしの家庭の医学』2011年1月4日放送分で
「リンパマッサージで免疫力がアップするか」という実験をやっていました。


国際的に論文を発表できる基準を満たした正式な実験ということで、
興味深く見ていたのですが、結果の扱いに対してちょっと疑問><


<実験内容と結果>

対象:40代~60代の男女12人

○全身1セット
○全身3セット
○足1セット
○足3セット
の4グループで、
マッサージの前後のNK活性とリンパ球の数を比較

右の図がその結果です。
「足リンパマッサージで免疫力がアップしたた」「12人中7人で明らかな違い」
というまとめ。

なんで全身より足だけの方が結果がいいの?とか
足でなぜ1セットだけの方が結果がいいの?とか
いろんな疑問がでますよね?


でも番組では、
「足マッサージで免疫力がアップできる」というおおざっぱなまとめ
これ、いかがなものなのでしょう?

私はマッサージはスバラシイ!と思っているひとりなので、それ自体にいちゃもんを付ける気はさらさらないのですが、
実験をきちんとやったのであればなおさら、
結果も真摯に分析して欲しかったと、とても残念でした〜

冬眠から覚めた熊が最初に口にするのは…

この季節になるとちょっと奮発して買うのが和久傳さんの季節のおもたせ「春のにがみ」。
ふきのとう、山うど、わさびななど、数種類の山菜や苦み野菜のオードブルセットです。


特にふきのとうは、春の陽気が芽生えるこの季節におすすめの食材。


なぜなら、
春は体をデトックス&活性化させる季節だから!
中国医学では「冬は貯蔵、春は発散」といわれます。
冬の間はあまり動かずエネルギーをため込む。
春になったらどんどんデトックスをして、体を軽くする。
それが自然の摂理。


自然と体が同調できないと、冬にため込んだ邪気が発散できず、肌のトラブルやアレルギー、心の病などとなって表れてくるというわけです。


科学的にもふきのとうに抗酸化力の強いポリフェノールが大量に含まれていることや
フキノンやフキノール酸の抗アレルギー作用が証明されているようですが、
やっぱり昔の人はエライ。





冬眠から覚めたが最初に口にするのはふきのとう
とか
春苦味、夏は酢の物、秋辛味、冬は油と合点して食え
(明治の時代に食育を提唱した石塚左玄の言葉)
とか
昔からちゃんと言ってますものね〜〜

春先に体調を崩しやすい人は
山菜や香りのいい野菜を積極的にど〜ぞ


参考
http://www.nittokusin.jp/sansai/contents/08_health/h03_fuki.html
http://allergy119.seesaa.net/article/169632784.html

2011年2月20日日曜日

コラーゲンには+ビタミンCが必須です

コラーゲンには+ビタミンCとツイートしたら、
わりと「へ〜」という人が多かったので、追加で解説します。

コラーゲンはたんぱく質の一種。
アミノ酸がたくさん繋がった構造になっています。

かなり大きな分子構造なので、そのままでは腸から吸収できず、
アミノ酸(またはアミノ酸がいくつかつながったペプチド)という
小さい単位に分解されて、腸から吸収され、
その一部が体内でコラーゲンとして再合成されます。

タイのスーパーで売ってる燕の巣のシロップ煮とヤギヨーグルト
で、この再合成の過程でビタミンCが必須となるわけです。
コラーゲンは肌だけではなく、骨や腱、血管などにも欠かせない成分。
重要なところから優先して配分されるから、翌日はぷりぷりなんて嘘!
という説もありますが、やっぱりなんだか効く気がしますよね〜

香港やタイでツバメの巣を続けて食べていたときには
「うひゃひゃ」って思うくらい、お肌の調子が良かったです。

でも、いただきもののコラーゲンサプリを試してみたら、
2週間くらいで顔にブツブツが!!

やっぱり栄養は食べ物からですね。

くわしくは