2011年4月15日金曜日

ぎっくり腰のツボ

今日ご紹介するのは「腰痛点」
その名の通り、腰痛、とくにぎっくり腰の治療の常用穴です。

場所は手の甲側。
小指と薬指の骨の間を手首方向にたどっていった行き止まりの凹み。

人差し指と中指の骨の間を手首方向にたどっていった行き止まりの凹み。
左右あるので計4カ所です。

指を骨の間に押し入れるような要領でしっかりと揉みます。
4カ所で計4分。さらに一番痛かったポイントをもう1〜2分揉みながら
腰をゆっくりと動かします。
ぎっくり腰の予防や腰痛改善のためには、一番痛いポイント一カ所を
1分ほど刺激するだけでも効果があります。

中国の病院ではぎっくり腰の患者さんは、このツボに鍼を刺したまま、
腰を回したり歩き回ったりして治療効果を上げています。

ぎっくり腰が長引いている場合は
その原因(寒湿、湿熱、気滞、瘀血、腎虚など)に応じて
治療を組み立てていく必要があります。

とりあえず、3日程度の急性期を過ぎたら
温めたり、ストレッチをして気血の流れをよくするのが基本
怖がって動かないようにしていると、
治りも悪く、また再発もしやすくなってしまいます。

0 件のコメント:

コメントを投稿