2011年3月8日火曜日

頭痛の治し方(中医)

医学では頭痛はいくつかのタイプに分かれるのですが、
今回はどのタイプにもオールマイティーに効く
簡単なマッサージをご紹介します。

それは「梳頭法=コーミング」。
両手の指をクシのように使い、地肌をマッサージする方法です。

指を軽く開き、しっかりと地肌に圧力をかけながら

①額の生え際→頭頂部→後ろ首筋まで。
②もみあげの生え際→真後ろまで指がクロスするように。

くり返し30回ほどリズミカルに手を動かしていきます。
仕上げにゆっくりと首を回しましょう。

「不通即痛、通即不痛」

これは「つまると痛みが生じ、流れが改善すれば痛みもなくなる」
という中国医学の大原則。

イライラや緊張でつまりやすい頭の気の流れを
梳頭法ですっきりと巡らせれば、頭痛の予防にもなるし頭の働きもよくなりますよ。 

中国名産・金華火腿の選び方

前回上海で金華ハムを買った時のお話です。


購入したのは大世界の一画にある「稲香村」。
ここは昔ながらの漬け物や総菜、ハムなどの老舗の食料品店で、北京に住んでいた頃もよく買い物をしていたお店です。

金華ハムは1斤(500g)当たり、65〜125元。まあ、高いのを買っておけば間違いないんだろうけど、せっかくなので、お店のおじさんに質問です。


ー金華ハムの善し悪しってどうみるの?
「まずは色だね。薄いものはだめ。火のように赤くて深みのあるやつが味がいいんだ」
ー色の他には?
「肉のしまり方も大切だよ。この安いヤツみたいにふにゃふにゃしてるのはダメ。しっかり熟成したヤツはギュッとしまりがあるんだ」
ー皮付きのと皮なしの違いは?
「料理して食べるには皮なしが便利だけど、皮付きの方がしっかりとしたいい出汁がでるから、スープ作りには皮付きがいいよ」
ー生で食べてもいいの?
「いや〜、なんだか外人さんは生で食べてるって話も聞くけど、中国では生食はしないねぇ」


なるほど〜〜。
ということで1斤(500g)125元の最高級の皮付きブロックを購入しました。

上海には短期でも借りられるサービスアパートメントも多いので
こういうときにはとても便利なんです。

ただし、日本に持ち込むには検疫が必要なのでご注意。
日本に持ち帰る場合は空港で売っているものなら基本OKらしいです。
中華食材の通販をやっている古樹軒さんで購入できることもあります。

技術が拡散するときには

2008年に美容院のヘッドスパの手技の開発&指導を依頼されました。

テレビや雑誌にも取り上げられ、本も出版され、
営業的にもそれなりの成功を収めた結果、
これから100店舗超のお店に技術を移植することになりました!

でも…
技術を伝えることは本当に難しい。
直接手を取り、繰り返し教えても伝わる確証はありません。

拡散することによる技術のブレをどうすれば最小限にできるのか?
それが今の私の課題です。

これから何百人、何千人の人が体験する技。
そのクオリティを決めるのは自分しかいないのだから、
厳しくやらねば!!

はっぱをかけるために「がんばれ、自分!」とツイートしたら、
何人もの人が「なんだかわからないけど、がんばれ」と応援ツイートをくれました。

ありがと!!がんばる!!!