ボランティアは主に瓦礫撤去や泥のかき出しなど。ですが、今回の私の活動は整体。
中国の病院で磨いた中国式マッサージ「推拿」と
タイのワット・ポーとチバソムで学んだ古式マッサージの合わせ技です。
「いいなぁ〜、炊き出し。みんな一緒で楽しそう…」という一抹の淋しさはありますが、
ひざまずいているのが私です(*^_^*) |
お一人15分程度の限られた時間とはいえ、直接お話が聞けるのも得難い経験です。
はじめは被災地の方の心と体の状態が想像もつかず、
おそるおそるという気持ちもあったのですが、
実際に施術を始めたら、安心感が心に広がりました。
もちろん疲れやコリがあり、ぎゅ〜っと心が固まった後の緊張が体に表れてはいるんですが、”基本的に健康”な方が多いんです。
胸板の厚いおじいさん、がっしりしたふくらはぎのおばあさん(*^_^*)
半分以上の方は”使わなくなったことが原因の疲れやコリ”なので、短時間でもワリと簡単にほぐれていきます。
畑をやったり、山歩きをして山菜を収穫したり、
隣では足浴&手マッサージ |
避難所で”何もすることがない”というのはどうしたらいいんでしょう。
「ご飯は食べさせてもらえるし、散歩でもしてって言われるんだけど、なにもないのにただ歩くって言うのもね…」
……ごもっともです……
何を話せばいいのかな?とも考えていたのですが、
福島の方は明るく、話し好きの方が多いんですね。
それなりに修行した私の技より、
お隣の若い女の子とのお話&ハンドマッサージの方が
効き目のありそうなおじさんも多かったような…(´-ω-`)
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